9月7日〜10日にかけて行われる日韓ジュニアスポーツ交流事業に本校の生徒4名（前薗・小野・高村・竹林）が選出

　9月に韓国で行われる日韓ジュニアスポーツ交流事業で、韓国選抜チームと対戦する日本女子ソフトボール選手に鯖江市出身の小野真希さん（17）＝兵庫県須磨ノ浦女子高　2年＝が選ばれた。19歳未満の国内トップレベル選手として認められ「夢はオリンピック選手。力いっぱい頑張りたい」と意気込んでいる。
　小野さんは同市入町出身で父の真市さん（39）は少年野球チーム鯖江ボーイズの監督。小学1年のとき、2歳年上の兄が野球をしている姿を見て「自分もやってみたい」と思い立った。立待スポーツ少年団に入り、4年でレギュラーの座を射止めた。6年のときはピッチャーとしてマウンドに立った。
　中学に入ると鯖江ボーイズに入部。2年間ショートで活躍した。3年のときオリンピックを目指そうとソフトボールに転向。高校は強豪、須磨ノ浦女子高に特待生として進学した。1年生からレギュラーで先の高校総体ではセンターとして出場し、全国3位になった。
　韓国との交流試合は今年4年目を迎え、9月6日〜11日までの日程で派遣される。日本オリンピック委員会から委託を受け日本ソフトボール協会が準備してきた。
　選抜シー無は17人構成で小野さんら2年生は5人だけ。高校総体の活躍が認められ走攻守三拍子そろった選手として選ばれたという。韓国選抜チームとは1日2試合対戦する。
　交流試合は日本ジュニアトップ選手としても位置付けられており、小野さんは「夢のオリンピック選手に向けて全力を出しきる」と決意している。