3年ぶりに須磨ノ浦V
「鍛えた守りで全国制覇狙う」
須磨ノ浦が3年ぶり3度目の優勝を飾り、池田紀子新監督の就任に華を添えた。
大会2連覇中の宿敵・神戸野田との準決勝は、タイブレーカー十回サヨナラ勝ち。八回一死三塁のピンチでプッシュバントを遊撃・森田がダイビングキャッチして併殺にするなど、堅い守りが勝利を呼び込んだ。
エース高村や森田らメンバーの多くが、今夏のインターハイを経験。準決勝で1点に泣き、送りバントの重要さを痛感した。バントの正確さを磨く一方、バント処理に練習時間を費やし成果を発揮した。
来春の全国選抜大会の出場権を獲得。李主将は「狙うのは全国制覇だけ」と言い切る。前回出場時以来の2度目の優勝を狙う。