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平成21年度 全国高等学校総合体育大会
第61回全日本高等学校女子ソフトボール
選手権大会

平成21年7月29日~8月2日

日程
時間
対戦相手
結果
第一次抽選組合せ

7/29

11:00

とわの森三愛
延長10回
2-1
(14:12試合終了)

7/30

13:00

愛媛県立西条
2-0
(14:39試合終了)
第二次抽選組合せ

7/31

9:00

星城(愛知)
延長8回
1-0
(10:53試合終了)

7/31

準々決勝
13:00
京都西山
1-0
(16:15試合終了)

8/1

準決勝
9:00

浜松市立
1-0
(10:21試合終了)
雨天のため8/1の予定の決勝戦が変更になりました。

8/2

決 勝
9:00

木更津総合
2-0
(10:21試合終了)


★優勝!! 全国制覇★

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【 第一次抽選組合わせ表 】

[  第二次抽選組合せ表  ]

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兵庫県総合体育大会 優勝!!全国へ



 
    神戸新聞掲載記事より(8/2掲載) 
     
      
須磨ノ浦が初優勝 ナイン一丸、堅守貫く

全国高校総体(インターハイ)第6日は2日、奈良市などで登山など12競技を行い、ソフトボール女子は、決勝で須磨ノ浦(兵庫)が2-0で木更津総合(千葉)を下し、初優勝を飾った。

 「打てない」「弱い」。池田監督にそう言われ続けたナインが、堅守で日本一にたどり着いた。ソフトボール女子は、須磨ノ浦が11度目の出場で初制覇を果たした。
 相手は打撃が売りのチームだが「守り切れば負けることはない」と池田監督。先発の2年生加藤は打者の手元で浮き上がる球を強気に投げ込み、大振りする相手を次々とフライに仕留めた。
 バックも「来い、来いと思っていた」(松岡主将)と意欲的に守った。球が飛んでくると、素早い踏み出しで打球をさばいてアウトを稼ぎ、相手の気力をそいだ。
 そして六回、ワンチャンスを逃さなかった。1死二、三塁から亀井が左越え二塁打を放って2点を先制。1安打完封のエース、野手たちには十分なリードだった。
 3月の全国高校選抜大会では2回戦敗退。指揮官に消極的なプレーをしかられたナインは、練習から全力で泥まみれになった。「打撃は水もの」(池田監督)と練習の大半を守備に割き、連係プレーなどを磨いて自信を深めてきた。
 泣いて、笑って、指揮官を胴上げするナイン。それを祝福するかのように、空にはリング状の虹が架かっていた。(藤村有希子)

神戸新聞掲載記事より(8/1掲載) 
     
    
 須磨ノ浦が決勝進出! 1年生香山 6回殊勲打

 ソフトボール女子の須磨ノ浦が4年ぶりの決勝進出を決めた。
 浜松市立との準決勝は五回まで互いにゼロ行進。1安打で踏ん張るエース加藤の力投に打線が応えたのは六回だった。
 2死一塁 で打順は5番香山。内角の直球を芯でとらえた打球は、右中間を破る三塁打となり待望の先制点をもたらした。今大会から先発メンバー入りしたという殊勲の1年生は「とにかくつなごうと思い切り振っただけ」とはにかんだ。
 試合後、池田監督から「受け身になったらあかん。後悔のないよう最後まで強気でやりなさい。」とハッパを賭けられたナイン。松岡主将は「ここまで来たらやるしかない。気持ちを一つにして臨む」と決勝を見据えた。



神戸新聞掲載記事より(8/8掲載) 
     
ソフトボール須磨ノ浦・池田紀子監督
就任5年目で初V

  全国高校総体ソフトボール女子で初優勝した須磨ノ浦の池田紀子監督。2日に行われた決勝戦で、持ち味の堅守を発揮した教え子に「安心して見ていた」と、監督就任5年目で経験した胴上げの歓喜を振り返った。
 現役時代は投手。常盤高、園田女大を経て実業団で活躍、世界女子選手権に出場した。その後、「腰掛け程度」のつもりで須磨ノ浦高ソフトボール部のコーチになったが、今では高校生の指導に「はまってしまった」と話す。
 「練習はやらされるのではなく、自分からやれば楽しいということを伝えたい」という。試合で笑みを絶やさなかった教え子たちの姿に「それがうちのチーム」と目を細めていた。(藤村有希子)



神戸新聞掲載記事より(8/9掲載) 
     
ソフトボール女子 須磨ノ浦が初優勝報告

  全国高校総体のソフトボール女子で初優勝した須磨ノ浦の河野幸星校長、天満洋介事務長、宮下絵美コーチ、松岡玲佳主将が8日、神戸新聞社を訪れ、快挙を報告した=写真。
 同校は2日の決勝で強打の木更津総合(千葉)に2-0で完封勝ちし、頂点に立った。松岡主将は「優勝の瞬間は実感がなかったが、周りから祝福され、3日後ぐらいに実感がわいた」と明かし、河野校長は「夏の優勝は念願でした」と感慨深げだった。
 練習の8割を守備に割き、自慢の堅守で接戦に次ぐ接戦を制した。「見ている方は『1点取ったら勝ち』という気持ちだった」と天満事務長。OGでもある宮下コーチは「県大会を勝ち進む中でチームがまとまり、全国では選手が本当にリラックスしていた」と教え子の成長をたたえた。(小川康介)