◆ 研修内容(2級課程) 
 
  訪問介護員(ホームヘルパー)とは、兵庫県(兵庫県神戸県民局長)に指定された訪問介護員養成研修事業所の研修を修了した人のことである。研修を修了した訪問介護員の仕事は、主に高齢者の入浴・排泄・食事・起居動作に関する介助のほか、外出介助・掃除・洗濯・調理などの家事援助(生活支援)等、高齢者(利用者)の生活全般にわたっての介護です。したがって、訪問介護員には基本的な倫理観はもちろんのこと専門的な知識、技術が必要になります。
 訪問介護員養成研修事業者指定要項に示された研修内容は、高齢者福祉の制度や医学の基礎知識など、訪問介護員(ホームヘルパー)に必要とされる一般的な知識を学ぶために「講義」を58時間受講、その後「講義」修了者は、介護者の腰痛予防と健康管理、ベッドメイキング等の方法、衣服着脱の介護、食事の介護、入浴の介護、体位姿勢交換の介護、車椅子などへの移乗の介護とケア計画の作成など介護員としての基本的な技術を実際に器具などを使用することにより講師より学習する「実技」講習を30時間受講、そして老人ホームなどに行って実体験をする施設での「実習」を30時間(4日間)とされます。全カリキュラムを修了することにより訪問介護員養成研修2級課程修了者となります。

◆ 研修の種類

●1級課程
・指定訪問介護事業でサービス提供責任者として従事する者の養成研修
・受講対象者:2級課程修了者
・研修時間:244時間以上

●2級課程

・訪問介護員としての基本研修
・受講対象者:訪問介護事業に従事しようとする者又は現に従事している3級課程修了者
・研修時間:133時間以上
●3級課程
・訪問介護員としての入門研修
・受講対象者:勤務時間の少ない非常勤訪問介護員、登録訪問介護員としての訪問介護事業に従事しようとする者。
・研修時間:50時間以上
トップページへ  戻る