介護福祉士コース【認知症サポーター養成講座】

1年生

1年生は4月に入学し、今まで施設見学や福祉の授業で介護福祉士について勉強をすすめてきました。この夏は介護実習に初めて行きます。事前学習も兼ねて、「認知症サポーター養成講座」を受講し、認知症について正しく学び、地域で支えあう大切さを学びました。

講師の前田 政則先生(ありまこうげん居宅介護支援事業所)からは、これから介護福祉士を目指す1年生に、

「認知症の方は漠然と不安を抱えておられる方がいます。何か困っている高齢者を見かけたときは、‘‘さりげなく‘‘声掛けをしてください。その時は、

2倍 丁寧な話し方で 

3倍 ゆっくりと話す

4倍 やさしい表情を 心がけてください。」

とアドバイスいただきました。

また、西須摩あんしんすこやかセンター、離宮あんしんすこやかセンターの様々な職種の方に地域で支えるしくみについてお話しいただき大きな学びとなりました。秋には、「声掛け訓練」として介護実習の振り返りも兼ねて認知症の方との関わりについて深めていきたいです。

⭐️1年生の感想⭐️

今まで「認知症」という言葉を聞いたことがあったけど、町の中で認知症の方を見かけたら、どのように声をかけるのか?町中で見かけた時に、大切にする3つのポイントがあり、後や横から話しかけるのではなくて、必ず前から声をかけ、「2倍」丁寧に「3倍」ゆっくりと、「4倍」気を付けての、3つのポイントを大切にして、これから町中で見かけた時は、優しく接することが出来るようにしたいです。

私が交通機関や公共の場で高齢者で「認知症」の方が困っていたり、「認知症」だと思われる人がいたらこの授業で習った知識を生かし、自分から進んで声を掛けようと思った。また、「さりげなく」を意識し、「2倍」丁寧な話し方で、「3倍」ゆっくりと話す、「4倍」優しい表情を心がけて活用して、自尊心を傷つけないようにするということを学んだ。この講座を受けて、私も「さりげない」対応をすぐできるような人になりたいと思いました。

認知症のことは、今まで高齢者が自然になってしまうもの、もしくは病気だと思っていた。しかし、色々な病気で脳細胞が死んでしまったりすることで併発することがある症状なのだと学んだ。「認知症」の方が困っているのに遭遇したら、いつもより2倍丁寧な話し方で、3倍ゆっくりと話す。4倍優しい表情で接することを心がけ、助けたい。