介護福祉士コース【被災支援ボランティア 神戸写真洗浄】

1年生 

阪神・淡路大震災から、2025年1月で30年を迎えました。私たちが毎日通うこの須磨ノ浦高校も校舎全壊という大きな被害を受けました。唯一奇跡的に残った河野記念館は、いま介護福祉士コースの生徒達が日々学ぶ教室です。この30年間に、震災の経験や教訓を未来へ継承する取り組みが大切に行われきました。そして、震災だけでなく、大雨、台風、豪雪、洪水、高潮、土砂災害、竜巻、雪害、火事など・・・私たちの「普通の毎日」は災害と隣り合わせともいえます。

ボランティア元年から30年。私たちができるボランティアとは、被災支援とは何でしょうか。

本日は、「神戸写真洗浄 お互いさまプロジェクト」の皆さまに現地に行かなくてもできる被災支援について教えていただきました。

「写真洗浄」とは、自然災害の中でも、主に水害によって汚れてしまった写真を洗浄し、被災者のもとにお返しする復興支援活動で、本校では5年目の活動です。

卒業生も継続して活動に参加しており、今年も卒業生がメンバーとして一緒に活動してくれました。ボランティア活動も含めた防災セミナーも担当してくれました。

まずは、「準備体操」です。被災地でのボランティアではストレッチや体操などを行い、片付けなどをするとのことですが、今日の「準備体操」は「こころ」の準備です。

次に、写真洗浄前の分厚いアルバムの状態を見せていただきました。

「○○君 ○歳。はじめての○○○」写真の隣のにじんだ文字。その隣には泥だらけの写真。

お互いさまプロジェクトは写真をもとの状態に戻すことはできません。でも、写真についた泥をできるだけ洗浄することで、被災者の大切な思い出を守ることができるとても大切な活動です。

本日は「洗い」を担当させていただきました。裏面の汚れを洗浄した後、表面の泥などの汚れを丁寧に洗浄します。

今回お預かりした写真は、令和2年7月豪雨で被災した熊本県人吉市からでした。まだまだ被災した写真が多くあり、大切な思い出を待っている人々がいるとのお話しを聞き、「ボランティアに参加したい!!」と生徒達にとっては大きな財産となる経験でした。

写真洗浄を行った後の生徒たちの表情はいつもと違いました。言葉以上に写真が被災者支援とは何かを生徒たちに教えてくれました。

おたがいさまプロジェクトのみなさま、本日はありがとうございました。

〜感想〜

🗣️写真洗浄を実際にやっていて、写真に写っている方々の笑顔を見ると気分が落ち着いた。この写真の持ち主の方が笑顔になればいいなと思うことができて、写真洗浄を行えて良かったと思いました。

🗣️最初、写真洗浄について説明を聞いたとき、破れないか心配になり、どの範囲まで汚れを落とせば良いのか分からなかったけど、顔の部分は残しておくのと、裏面からして、次に表面をする事を教えてもらいました。私も汚れたら捨てがちだったので残しておこうと思いました。そして今回でもっと人の役に立てばと思い、写真洗浄のお手伝いをしようと思いました。ありがとうございました。

🗣️最初は写真洗浄って何だろうと思いましたが、いざやって見ると写真には被災者の方の気持ちや写真の思い出が詰まっていて、たくさんの気持ちを受け取れて良かったです。被災者の方の思いが受け取れて良かったです。

 🗣️初めて写真洗浄というものを知り、そして活動させて頂きとても自分の人生の中で心に残るような活動でした。すごく素敵な活動で写真洗浄をしながらその場にいる方の情景が頭に思い浮かんで、それを一緒にしている友人たちと話して楽しかったです!ボランティアの素晴らしさ、やる理由などが知れて貴重な体験ができました。また絶対このボランティアに参加したいと思いました。