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5月26日(金)聖徳太子御命日の月例礼拝を行いました。
アリーナには全校生徒が入場し、聖歌隊の美しい歌声が響きました。2年生の聖歌隊になって初めての礼拝です。
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法句経の朗読の先唱は、3年2組の副委員長田中陽菜(たなか ひな)さんです。急な代役にもかかわらず、ゆっくり丁寧に朗読できました。
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本日の法話は3学年統括の永田光臣先生です。
先生はこうして全校生徒の前で話すのは初めてで、たいへん感慨深いと話されました。そして、昨年は2年生がアリーナ、その他の学年は教室でリモートでの礼拝だったので、やはり対面で話た方が、みんなの顔を見ながら話せていいとおっしゃっていました。
昨年は「傾聴」という話をしたと振り返られ、「傾聴とは、相手の話を耳で聴くだけでなく、心を傾けてきくことが大切」と教えてくださいました。
また、芦田愛菜さんが16才の時に受けたインタビューのことに触れられ、「信じる」とはどのようなことか考えるきっかけとなりました。信じるとは、相手のことを信じられる揺るがない自分の軸を持つこと、相手のことを考えて受け入れることではないかと教えてくださいました。
そして、コミュニケーション能力が求められる現代において、話題の生成AI(chatGPT)には出来ない、より人間らしいコミュニケーションをする為には「思いやり」が大切で、相手のことを思いやることは創立100周年を迎える本校の建学の精神「和を以て貴しと為す」につながることだとお話しくださいました。
ゆるがない自分の軸を持つこと、より人間らしいコミュニケーションの為に思いやりを大切にすることを共有することが出来ました。
学園訓「感謝・寛容・互譲=生かされる心・信じあう心・たすけあう心」を実践していくことが大切だということですね。
これからも当たり前を当たり前と思わず、一日一日を大切に過ごしていきましょう。