10月13日(金)親鸞聖人御命日の月例礼拝を行いました。
アリーナに全校生徒が入場し、礼拝を行いました。
法句経の朗読の先唱は、3年7組の委員長 船越 未優(ふなこし みう)さんです。ゆっくり、しっかりと朗読することができました。
本日の法話は生徒部長の林田克樹先生です。
先生は10月5日(木)に実施された体育大会のことに触れられ、3年生の集団演技がとても素晴らしかったこと、以前は6月に睦の里グランドで実施しており、雨の季節でいつも天候を気にしなければならなかったが、10月実施になりその心配が減ったことをお話くださいました。
また、先生はスポーツ観戦が好きで、特に今年の甲子園での高校野球、またプロ野球では阪神タイガースのセ・リーグ優勝などのお話をされました。
高校野球では、今年旋風を巻き起こした慶應義塾高校の話題、そして阪神優勝の時、岩崎優投手の登場の時に流れた『栄光の架け橋』や、胴上げの時に24番のユニフォームも一緒に胴上げされたことを教えてくださいました。
それは今年の7月に闘病の末亡くなった横田慎太郎選手の登場曲でありユニフォームだということでした。
「人は他人から忘れられると本当の意味で死んでしまうということを聞いたことがある。しかし、横田選手は、みんなの心にずっと生き続けることだろう」
最後に、阪神優勝の瞬間を映像で振り返りました。
お話の中で、「人生は敗者復活戦だ」という高校野球の監督の言葉が印象的でした。
「負けることで工夫が生まれて、人間として総合力が上がっていくと考えられるようになってほしい。
勝ち続けられる人は滅多にいません。負けることで考えることができる、悔しい思いがバネになる。」
それぞれが自分の人生を考えるきっかけにしてもらえればと思います。