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1月24日(金)聖徳太子御命日の月例礼拝を行いました。
アリーナに全校生徒が入場し、2年生の聖歌隊の美しい歌声が響きました。
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法句経の朗読の先唱は、2年1組の委員長、長谷川 優花(はせがわ ゆうか)さんです。しっかりと朗読できました。
本日の法話は第二学年統括の尾張公乃先生です。
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先生は「他人のふり見て我がふり直せ」についてお話くださいました。
本日の朗読に「他人の欠点はよくみえる おのが短所はみえにくい」という言葉がありました。
先生はこの言葉を私たちになじみのある『イソップ物語』や『グリム童話』を例に出してお話をしてくださいました。
仏教にも『ジャータカ』とよばれる仏教童話があり、本日紹介してくれた『イソップ物語』や『グリム童話』は『ジャータカ』の影響を大きく受けたと言われています。
先生はお話の中で「自分の外面は鏡で見ることはできるが自分の内面はどうすれば見えるのだろうか?」と私たちに投げかけてくれました。
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自分の内面を見ることはなかなか難しいことです。先生はまずは「悔い改める」ことが大事でそれに気づかさせてくれるのは「周りの人」であるとおっしゃいました。
そして、気づかせていただいたことに感謝することが大事と私たちにかたりかけてくださいました。
「浄土真宗の生活信条」の中に「み仏の光を仰ぎ常にわが身をかえりみて感謝のうちに励みます」というものがあります。
浄土真宗の宗祖である親鸞聖人も阿弥陀様の前で手を合わせたときに自分の姿が見え、そんな私でも必ずや救うとおっしゃっている阿弥陀様の慈悲をありがたいとお受け止めになられたと言われております。
本日のお話も気づかされた有難さを改めて感じることができたご法話でした。