4月12日(金)親鸞聖人御命日の月例礼拝を行いました。
今年度初めの月例礼拝です。アリーナには全校生徒が入場し、聖歌隊の美しい歌声と生徒たちの斉唱が響きました。
法句経の朗読の先唱は、3年1組の若菜萌世(わかな ほうせ)さんです。礼拝が初めての1年生にもやりやすいように丁寧にできました。
本日の法話は宗教室長で3学年統括の谷川洋子先生です。
先生からは礼讃文を称えた後、つらいこと、悲しいことがあるけれども、仏さまの教えに出遭っているおかげで日々を過ごすことができる。みなさんもこの学校でさまざまな仏さまの話を聞くご縁を、どうぞ大切にしてほしいと話されました。
また、本校のチャイム曲「みめぐみの」を聞く度に、「仏さまの大いなる慈悲の心」を思い出し、誰も見ていなくても阿弥陀さまが見ていてくださることを思い出すと教えてくださいました。
みんなそれぞれが、これからもさまざまな苦しみに出遭うことと思うが、そのとき阿弥陀さまの願いの中に生かされていることを忘れずにいてほしいとお話しくださいました。
最後に、先生が大好きな詩を一つ、ご紹介くださいました。
東井義雄さんの次の詩です。
やんちゃな子からはやんちゃな子の光
おとなしい子からはおとなしい子の光
気のはやい子からは気のはやい子の光
ゆっくりやさんからはゆっくりやさんの光
正直者からは 正直者の光
男の子からは 男の子の光
女の子からは 女の子の光
教室も
運動場も
光 いっぱい
それぞれがそれぞれに輝いて過ごしていきましょう。
そして、チャイムを聞く度に「阿弥陀さまの願いの中に生かされていること」を思い出してくれることを願っています。
これからも一日一日を大切に過ごしていきましょう。