11月8日(金)親鸞聖人御命日の月例礼拝を行いました。
アリーナに全校生徒が入場し、2年生の聖歌隊の美しい歌声が響きました。
法句経の朗読の先唱は、3年8組の委員長、竹元 碧(たけもと あおい)さんです。しっかりと朗読できました。
本日の法話は広報部長の井上真宏先生です。
先生は「人生は一言で変わる」についてお話くださいました。
まず、卒業生とレストランへ食事に行った時にスタッフの方々の対応が素晴らしくて感動し、「できる人って気づく人」とあらためて思ったそうです。
ファストフード店でのアルバイトをしていた時のお話では、怒っているお客さんがいて空気が悪くなった中でも、怒られていたスタッフが次のお客さんをいつもと変わらない笑顔でに接客をしたそうです。
その姿を見て「世の中は自分の思い通りにならなかったら怒鳴る人がいる。そんな後でもあなたは私に笑顔で接してくれたことがありがたい。」「あなたを見て久しぶりに孫に連絡をしようと思います。コーヒーください」とお客さんがあたたかい言葉をかけると、スタッフは感動し涙を流したそうです。
あたたかい言葉でその場が和んだことを感じた先生は「言葉の大切さ」「うまくいかない原因は他人ではなく自分の中にある」「優しい言葉の数だけ人生は変わる」ということに気づかされたそうです。
また、先生はCMを三本紹介し、CMをとおして先生は「情けは人の為ならず」「一所懸命に頑張っているあなたをみんなは応援してくれているよ」
というメッセージを送ってくれました。
最後に「悔しくて泣けるくらい今を生きよう」「夢は逃げない、逃げるのは自分」「前に進め」の言葉を紹介し法話は終わりました。
先生もおっしゃってましたが、みんなが「人にやさしく」をモットーに生活してくれたら非常にありがたいと感じるこころあたたまるお話でした。