
6月19日(金)聖徳太子御命日の月例礼拝を行いました。
今年度3度目の月例礼拝です。アリーナには全校生徒が入場し、2年生の新聖歌隊が美しい歌声と響かせてくれました。

法句経の朗読の先唱は、3年3組の委員長、櫻木 藍睦(さくらぎ らちか)さんです。しっかりと丁寧にできました。

本日の法話は浄土真宗本願寺派 西性寺(尼崎市)天﨑 仁紹(あまさき じんしょう)先生です。
まず法句経の「鉄から出てくる赤錆(あかさび)が 鉄をむしばむ そのように けがれた行為(おこない)をするひとは 自身の業で 堕落する」ということについて、オオカミ少年の話を例としてお話してくださいました。

お話では、
オオカミ少年は普段のウソが積み重なって、誰からも信頼されなくなるというお話。これがまさに「身から出た錆(さび)という言葉を表している。そして、日常生活は信頼というものでまわっているのではないか。学校でいうと、よく遅刻をしてくる人が、この日は時間を守ると言っても、なかなか信用されない。鉄道でも、大きな事故を起こした鉄道にはなかなか乗りたくなくなる。何もないから安心して乗れる。
人がついてくる、誰かから信頼されるというのはどういうことかを考えてみる。
人がついてくるということは、誰かに対して与え続ける、差し出し続けることではないか。
人間は二つのタイプに分かれるという人がいる。ギブとテイク。ギバー(ギブする人)、他人に差し出し続ける人と、テイカー(テイクする人)、誰かのものをとっていく人。もちろん、ギブができる人は圧倒的に人がついてくる、信頼される。形があるものでもないものでも、この人は一体何を求めているのか、推し測る感性をみがいていく。そして、誰かのために施してくには自分に余裕がある必要がある。
と教えてくださいました。
そして、
「これからの学校生活で、時間がかかってもいいので、誰かに対して施しをしていくこと、差し出せるほどの余裕を持てるよう準備することを大切にしてほしい。」
と語りかけられました。

最後に、2年生の新聖歌隊について、
「今日、聖歌隊の人たちは初めてということで、とても緊張していたと思います。さきほどのギブの話でいくと前を走って行くこともとても大切です。はじめに発声をする人がいるから、他の人も歌いやすくなっていくわけです。そういう意味で、聖歌隊の方々はとても大切な役割なんじゃないかと聞かせていただきました。」
とお話くださいました。
人から信頼されるにはどのように考え行動していくのか、毎日の生活の中で実践し続けていきたいと思います。
