7月14日(金)親鸞聖人御命日の月例礼拝を行いました。
アリーナに全校生徒が入場し、礼拝を行いました。
法句経の朗読の先唱は、3年5組の委員長 田中こころ(たなか こころ)さんです。ていねいにしっかりと朗読することができました。
本日の法話は広報部長の井上真宏先生です。
まず、スクリーンに「何が見えますか?」というイラストや写真を何枚か見せられました。これは、人は思い込みで物事を見ているということを教えてくれるものです。一つの写真やイラストを一つの見え方でしか見ないのではなく、他の見え方があることに気づかせてくれるものです。
先生は「気づきが大事。一つのきっかけで見えるようになる」とお話しくださいました。
そして、「自省利他(じせいりた)」という言葉を教えてくださいました。自省利他とは、簡単に言うと「自分を見つめ他者を思いやるこころ」ということだそうです。
その言葉の意味を深く知る為に、二つのお話しをしてくださいました。一つは先生ご自身の中学の時の経験談。もう一つは親切なケーキ屋さんのお話しです。
そして、この夏は身近な人を喜ばせることを目標に行動してみたらどうだろうと語りかけられました。
精神的に大人になり、思いやりのある言葉や行動をすることができる人に成長していこう、それが「自省利他」につながるのではないかとお話しくださいました。
最後にかりゆし58の曲を二曲、流してくださいました。
「アンマー」(沖縄の言葉で「お母さん」という意味)、「オワリはじまり」です。
もうすぐ夏休みです。
今年の夏は今年しかありません!
「自省利他」の言葉を忘れず、自分を見つめ他者を思いやるこころを大切にしていきましょう。