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1/17(金)、「御正忌報恩講並びに阪神淡路大震災追悼礼拝」が本校アリーナで開催されました。
今年は震災30年ということ、また1月17日その日に礼拝が行えるということで、一層特別な想いでこの時間を迎えました。
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聖歌隊の美しい歌声がリードする中、皆で聖歌を歌いました。
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河野校長の献香のあと、生徒会長、筧 咲良(かけひ さくら)さんが追悼文を朗読しました。
朗読の後、震災でお亡くなりになったすべての方々に哀悼の意を表するため、全員で静かに黙想しました。
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本日のご法話は、副校長の小笠原仁先生です。先生は「この30年、長かったような、短かったような・・・でも、30年経って、ようやくわかってきたことや、話せるようになってきたこと、いろいろな思いがある」と話し始め、まずは神戸にある「人と防災未来センター」でまとめられた当時の再現映像を見せてくださいました。
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かなり衝撃的なものもあり、見るだけでつらくなる生徒は目を閉じてもいいと前起きをされ、当時の様子を見せてくださいました。
また、当時の本校の被害状況についての映像や写真、入学予定だったバレーボール部の生徒についてのお話もいただき当時の報道も見せてくださいました。
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最後に、震災の教訓を伝えていくことの大切さと重要性を語られ、また防災についても今からしっかりとしていかないといけないと教えてくださいました。
1月17日、あの日から30年となります。今もあの日を思い出すと胸が締め付けられるように感じます。
あらためて、生かされている命に感謝し、今の日常があたりまえではないことに感謝し、一日一日を大切に歩んで行こうと思います。
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