「釈尊成道会」開催

12/10(金)、お釈迦様が仏陀となられたことをお祝いする成道会が本校アリーナで開催されました。

新型コロナウイルスの影響で、2年生と聖歌隊、代表生徒のみとなりました。
聖歌隊はマスク着用、前後左右の間隔をとっての歌唱です。今回も歌を歌うのは聖歌隊のみです。
その他の1年生、3年生は各教室で電子黒板にアリーナの様子を投影し、オンラインでの礼拝となりました。

まずは2年生、3年生の代表生徒による献灯、生徒会役員による献灯・献花がおこなわれ、中島亜衣梨さん(2年生)による讃仰文の朗読がありました。
その後、「成道の歌」を聖歌隊が歌い、成道会の意義を考えました。

今年もご講師に、浄土真宗本願寺派布教使・妙正寺(加古川市)住職、鹿多証道先生をお招きし、お話を伺いました。
先生は、コロナ禍でますます「寄り添う」「思いやる」ということが大切になっているのではないかというお話をしてくださいました。
「憂いにニンベンを付けたら優という字になる。憂いに寄り添う人の姿が優しいということになるのでしょう。」と教えてくださいました。
また、日常生活の様々な場面から思いやり、寄り添うこととはどのようなことか、例を示して考えさせてくださいました。
「皆が命のなかまとして生きている。見守ってくださる方がいる。」というお話が印象に残りました。

生徒それぞれが、いろいろと考える機会を得られたと思います。
2年生の聖歌隊は大礼拝デビュー、美しい歌声をアリーナいっぱいに響かせてくれました。
各教室にも映像が配信され、同じ時間を共有することが出来ました。
それぞれのご家庭にもちかえって、お話する話題の一つにしていただければと思います。