「釈尊涅槃会並びに聖徳太子忌会」開催

2/18(金)、お釈迦様がお亡くなりになった日(涅槃)と、和国の教主と敬われた聖徳太子のご命日を機縁とする「釈尊涅槃会並びに聖徳太子忌会」が本校アリーナで開催されました。

今年度最後の大礼拝、3年生にとっては高校生活最後の大礼拝となりました。
ご講師に、姫路市の法性寺より ご住職の池本史朗先生(本願寺派布教使・宗会議員)をお招きし、ご法話をいただきました。


池本先生は、阿弥陀様の四十八願の中から、第三願をお引きになり、「すべての命は輝いている。自分で輝いていない命も阿弥陀様の光によって輝いている。生きとし生けるものすべてのものが輝いている世界を考えるとすばらしいですよね。」と教えてくださいました。
また、一円玉と一万円札の重さについてのお話から、「一円玉のような人になりたいという青年がいた。不思議に思って理由を尋ねてみると、一円玉にしか出来ないことがあるからという。」私たちの命の重さもすべて同じように尊いということ、そして、それぞれにしか出来ないことがあり、それを大切に生きていくことが輝いているということになるのではないかとお話くださいました。

コロナ禍でまん延防止等重点措置が発令されている中、全クラスリモートでの開催となりました。
3年生はもうすぐ卒業です。どのクラスも真剣にお話に耳を傾けている様子でした。礼拝ノートには、それぞれに感じたことが素直に書かれていました。
卒業後も本校で学んだ仏教的精神を忘れずに、しっかりと歩んで行ってくれることでしょう。