2024年5月24日（金）、25日（土）に兵庫県総合体育大会が行なわれました。個人・団体ともに優勝を果たしインターハイ出場が決定しました。

応援ありがとうございました。

【５月２５日】
　個人競技　中村江里彩　優勝！！　インターハイ出場決定 　 近畿大会出場決定

　2位入賞　吉岡鈴奈　近畿大会出場決定
　3位入賞　花吉舞優　近畿大会出場決定
　4位入賞　小川妃葵　近畿大会出場決定
　5位入賞　長谷川優花　近畿大会出場決定

【５月２４日】
　団体競技　優勝！！　インターハイ出場決定
【団体メンバー】　３年 吉岡鈴奈　２年 小川妃葵　２年 土居陽菜　２年 水島緋茉莉　２年 渡邉結月

【神戸新聞5月25日掲載記事より】

須磨ノ浦5年ぶりV　女子団体　終盤見せ場　息ぴったり

150秒間に、内なる闘志をほとばしらせた。全国屈指のハイレベルな争いとなった新体操女子団体は、須磨ノ浦が日ノ本を6点近く上回り、5年ぶりの栄冠。フープを巧みに操り、呼吸を合わせた5人は、夏の全国制覇への挑戦権をつかむと感極まった。
　昨年は春の全国選抜大会で初優勝をしながら、県総体で日ノ本に0・8点及ばず。２０１８年の全国総体個人５位の卒業生で、昨年赴任した井出口コーチが指導に加わり、新チームで練習の質を高めた。指導歴３０年の岡本監督が「まるで五つ子のように、怖いぐらいに間合いが合う」と舌を巻くほど成長した。
　主に映画「座頭市」の軽やかな楽曲で祭りの世界を表現。全国選抜大会で２位だった今春から進化し、フープを一斉に投げ上げ、交換して受け取る精度が向上。５人で高く跳ぶ終盤の見せ場も、ぴたりと合わせた。難度、芸術、出来栄えのいずれも他校を引き離した。
フープをくぐり、連続で前方転回して背面でつかむ大技を決めた小川は「全国で全てを出し切ったと思える演技をしたい」。唯一3年吉岡は「まだ通過点。日本一になる」とまっすぐな瞳で夏を見据えた。（井川朋宏）