【池田監督からのメッセージ】

終わってみれば無失点という結果。選手達はよく頑張ったと思います。しかし大会に入る前のチーム状態は最悪でした。これは私達でなければ感じられないことですが、本当に大丈夫か？と思いながら鹿児島に出発しました。初めての飛行機移動と観光バス。これは選手達の疲労がとても極端に少なく大変ありがたかったです。
観光バスの運転手の方にも可愛がっていただき選手達はリラックスできていたことも勝因の一つと考えます。
初日は不戦勝。
２日目相手チームは練習試合もしている滑川高校。初戦の固さはあったものの勝つことができました。
３日目の相手は強豪同士で勝ち上がってきた千葉経済…。前日に鹿児島に入ってからの最初のミーティングで話し合ったことを徹底して快勝！
次は山梨学院。良い当たりは正面をつくなど苦戦を強いられましたが、本塁打一本で勝つことができました。
雨で一日延びての最終日。（最終日にのこれたことも奇跡ですが…）大雨の後でしたがグランドコンディションは良く準決勝は金沢高校。終わった時、連打していたもののコールドゲームになるとは思っていなかったので驚きでしたが、選手の成長に目を見張りました。
そして決勝は３連覇を狙う佐賀女子。相手は100kmを超えるピッチャーや強打者がひしめいています。そこに勝つためには負けないソフトボール、いわゆる「耐勝」です。初回からランナーを背負うピンチを切り抜け、タイブレークに入りました。ランナーを送ることができず、先攻としては嫌な出だしでしたがバッターが内野安打でつなぎ、次の初球をレフト前にタイムリー。１点先取。裏、送られてワンアウトサード、ライトフライ、タッチアップ、タッチアウト。アウトコールの瞬間、歓喜しました。感動しました。
今だから言えます。へっぽこチーム、やればできる。
応援して下さった多くの方々、本当にありがとうございました。

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【神戸新聞4/11掲載記事】　

【神戸新聞2023年4月12日掲載記事】
須磨ノ浦堅守でV奪還　　全国高校選抜ソフトボール４年ぶり
視線は既に「春夏連覇」へ
　鹿児島県で開かれた全国高校選抜大会のソフトボール女子で、兵庫県神戸市の須磨ノ浦が４年ぶり３度目の頂点に立った。全５試合無失点で、決勝は前回覇者を延長タイブレークで撃破。選手たちは「信じられない」と喜びに浸る一方、視線は既に夏へ向いている。
　大会前のチーム状況は最悪だった。練習試合は失策が多く、好機でサインプレーが決まらない。池田紀子監督は「まとまりがなくてボロボロだった」と振り返る。
　転機は３回戦だった。全国制覇の経験がある千葉経大付を相手に打線が爆発し、７得点で六回コールドゲーム勝ち。原海央主将が「自信につながった」という通り、勢いに乗った。準々決勝は本塁打の１点を守って競り勝つと、準決勝は五回コールドゲーム勝ちで弾みをつけた。
　決勝は３連覇を狙う佐賀女に挑んだ。先発の左腕前坂未夢は毎回のように走者を背負いながら、「焦らず丁寧に」と落ちるボールを駆使して本塁は踏ませない。打線は無死二塁から始まるタイブレークの延長八回、２番木村有那の三遊間を破る適時打で１点をもぎ取った。池田監督は「負けないソフトボールができた。やればできると選手が成長してくれた」とたたえる。
　投手陣はタイプの違う５人が登板。前坂は「ライバルではあるけど、アドバイスし合ってお互い支えになっている」と競争をプラスに捉える。チームは冬場の走り込みで下半身を強化し、伝統の堅守に加えて得点力もアップ。連戦に耐えられる体力がついたことも大きかった。
優勝校として追われる立場になったが、ナインに慢心はない。原主将は「日本一の景色をもう一度見る」と目標を掲げ、「一人一人が主体性を持ってチーム力を上げていきたい」と春夏連覇を誓った。（今福寛子）

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ソフトボール部OGの方々から優勝の横断幕を寄贈して頂きました。ありがとうございます。たくさんの方々に応援して頂き、選手達の励みになります。
練習もいろいろ変化をもたせ取り組んでいきます。
スプリントトレーニングを取り入れ走りの強化をしたりしています。興味を持たれた中学生のみなさん「どんなものなのかな？」と感じたら、是非見に来て下さい。
OGのみなさんもいつでもグラウンドにお越し下さい。待っています。

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