本願寺新報(6月20日号)に本校3年生、新体操部の鈴木菜巴さんが掲載されました。
2022新体操日本代表選考会で個人総合3位となり、見事日本代表となったことから、新体操に出会ったきっかけ、高校に進学した時の思いから現在の様子、今後の目標などが語られています。
先週、代表合宿にも参加しました。7月7日からアメリカで行われる「ワールドゲームズ2022」での活躍が期待されます。
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【記事全文】
「感謝の心で世界へ挑む」
2020年新体操日本代表選考会で個人総合3位となり代表の座を射止めた、宗門校・兵庫大学附属須磨ノ浦高校(神戸市須磨区)の3年生。
「今の私があるのは、応援してくれる家族や厳しくも優しい監督、切磋琢磨してきた部員たちのおかげ。支えてくださる人たちへの感謝の心を忘れず、そして期待に応えられるよう頑張りたい」と思いを語る。
幼稚園のときに、高校新体操部の成長を描いたテレビドラマを見て「私もやってみたいと」地元・加古川市の新体操クラブに入会。中学3年時にはアジアジュニア新体操選手権に出場した。「より上を目指すため、新体操部がある高校に進みたい」と地元の強豪・須磨ノ浦高校を選んだ。
しかし、入学直前に新型コロナが大流行し、学校が休校となり、部活も中止に。「練習ができず本当につらかったけど、新体操が好きなことに改めて気付かされた」と振り返る。休校中は自宅で自主練習に励み、監督や部員とも連絡を取り合い気持ちを高めた。その努力が実り、高校1年の3月に行なわれた高校新体操全国選抜大会では、個人で全種目1位の完全優勝の快挙。これが同部史上初の全国制覇となった。
持ち味は、高い身体能力による高難度の技と表現力、リボンやフープなどの手具操作の正確さ。代表選手に喜ぶ一方で、「選考会での演技は正直、自分で納得していない部分もあった。もっと練習が必要」と慢心せず、7月7日から米国で開催される「ワールドゲームズ2022」を見据える。「演技の構成や選曲、振り付けや表情も審査ポイントになるので、そこも注目してほしい」とほほ笑んだ。
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