9/14神戸新聞にソフトボール部春夏連覇の記事が紹介されました

神戸新聞9/14掲載

【神戸新聞9/14掲載記事より】

須磨ノ浦 攻めて春夏連覇

全国高校総体ソフトボール4年ぶり頂点  監督「全員が自分の役割果たした」

 北海道で行われた全国高校総体のソフトボール女子で、須磨ノ浦が4年ぶり4度目の栄冠をつかんだ。3月の全国高校選抜大会に続く春夏連覇。常に攻めの姿勢で相次ぐ接戦をくぐり抜け、頂点までたどり着いた。
 最も、追い詰められたのは準々決勝の千葉経大附戦。春は快勝した相手に四回、大会初失点となる2ランで先制を許した。落ち込んで泣き出した選手もいたというが、「まだ終わってない」と声を掛け合い、気持ちを奮い立たせた。裏の攻撃で2死一、二塁から5番木村有那が「後ろにつなぐ」と放った左前打が相手の失策を誘うと、そのままダイヤモンドを一周して一気に逆転した。
 強打者がそろう佐賀女との準決勝は守り勝った。毎回のように走者を背負う展開。原海央主将が「夏に向けて伝統の守備を鍛えてきた」という自信が糧になった。五回1死二、三塁の場面で三遊間を抜けそうな強い当たりを遊撃手の若菜萌世が好捕し、本塁で刺した。ミスを恐れず先の塁でアウトを狙う意識で窮地を切り抜けた。
 決勝はエース前坂未夢が内野安打1本で完封。得意のドロップと制球力で打たせて取り、締めくくった。
 前坂と中堅手の柏坂志穂がU18(18歳以下)日本代表に選ばれているが、池田紀子監督は「飛び抜けてセンスのある選手はいる訳ではない。ベンチに入れなかった選手も含めて全員が自分の役割を果たしてくれた」とたたえる。春の優勝で追われる立場となり、大会前は重圧を感じていたという選手たち。捕手の瀬戸口遥菜は「ここぞという時にチームが一つになれた」と結束力に胸を張った。(今福寛子)


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